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今日は「自分で自分を褒める」ということについて書いてみたいと思います。
◆頑張った自分にご褒美!?
私の長年の悩み、それは「仕事を頑張ったら自分にご褒美がほしいなぁ」と感じてしまうことでした(大して頑張っていない)。
それで結局旅行や食事にお金が消えていってしまうのですが、それでもすぐまたご褒美が欲しくなる。これを繰り返していても今ひとつ人生の満足感が上がらないなと常々考えていました。当然お金も貯まりません(笑)
人は生まれつき承認欲求というものを持っていて、誰かから認められることで自分の存在価値を見出すことができます。
「買い物をしてしまう」というのも買い物をすることで店員さんや他人から承認されるためのものであり、根本的な解決になりません。
やたら自分の自慢をしてしまったり、明らかな虚言をする人も自分への承認が足りていないから起きていると考えることができます。
この承認欲求という言葉は最近ではあまり良い意味では使われず、「承認欲求が強い人は面倒」「承認欲求が強いと問題行動を起こす」「他人の承認が基準になるので生き方が不安定になる」などなど。有名なアドラー心理でも承認欲求は捨てるようにと説明されています。
◆承認欲求を捨てるのは非現実的
ところがこの承認欲求というのはやっかいで、捨てようとしてもそう簡単に捨てられないのです。本能の深い部分に刻み込まれているようで、ヒトが集団動物であるということをまざまざと思い知らされます。誰からの承認を求めないように気持ちを持っていこうとするとモチベーション全体が下がってしまうという現象が起きました。
◆自分で自分を褒めるのならテクニックはいらない
そこから試行錯誤し、他人に承認を求めたり、自分に高価なご褒美が必要な人は、自分で自分を認めること(自己肯定)が足りていない。そしてその足りない分を他人から褒めて補充してもらわないとエネルギーが枯渇してしまうので、結果、他人に承認を求めるようになる。と仮説を立てました。
ここでふと気づいたのがタイトルの「自分で自分を褒める、認める」ということを積極的にやったら良いのではと考えたのです。
自分で自分を褒めてやれば承認欲求は満たされます。もちろん他人に認めてもらえた時ほど劇的な効果は無いけれど、起きてる間はずっと褒めることが可能です。
一人でいる時に「私はよくやってる」「私はこれだけ頑張ってる」「今日は◯◯ができたじゃない」などと言い聞かせるわけです。紙に書くこともあります。やれなかったことは全て無視。いいところだけ見つけ出して褒めます。
自分で自分を褒めるわけですからお金もかからないし、他人も傷つけない。こんなにオトクな方法があったのか・・・・と。
今のところ、この自分褒めは「心の頓服薬」としてとても効果があります。あまりクヨクヨしなくなりますし、無駄なお金も使わなくて済んでいます。テクニックもいりません。ひたすら自分を具体的に褒めるだけです。
自分で自分を甘やかすわけですから劇的に仕事がはかどるとかはあまりありません。しかし心を平穏に保てるということはとてもありがたく、今後もずっと続けていくつもりです。
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