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10月1日から消費税の税率が10%に引き上げられます。
今日は消費増税の際によく持ち出される「国の借金1000兆円」について少し書いてみたいと思います。
消費税の税率が引き上げられる理由として、よく上げられるのが次の内容です。
「国の借金は1000兆円もある!今後は少子高齢化も進むから社会保障のために増税して支出も抑えていかないといけない。未来にツケを残さないためにも消費税を引き上げ、支給する年金も減らさないといけない」
国の財政を家計と同じと考えるとしごく納得のできる内容ですし、増税を受け入れるしか無いと感じる方が多いのではないでしょうか。
しかし、2019年9月10日現在、常識だったと思われたこの概念が根本から誤っており(財務省が予算の使いすぎを恐れてわざとデマを広めたという説もある)、日本がこの20数年間低成長で貧困化し、苦しんできたのは「不況時に税収を増やし、支出を削る」という政策そのものに原因があったとする説が急速に広がりだしています。
つまり不況時には国債を積極的に発行し、財政出動をして需要(仕事)を作ったり、減税(特に消費税)をして経済発展させる必要があるという考え方です。そして物価の上昇率が2~3%の範囲に収まるであれば、国債の発行を積極的にするという政策です(積極財政、MMT、反緊縮などと呼ばれる)。
といっても不況時は公共事業を増やすというのはちょっと勉強している小学生でも知っている政策ですし、有名なアメリカのルーズヴェルト大統領の「ニューディール政策」もその一つですね。そのごく当たり前の政策が、「借金1000兆円」「年金の原資が無くなる」という事を根拠に行われてこなかったということです(アベノミクスでは公共工事は減少しています。誤解している人が多いので念のため書いておきます。)。
「だけど日本は既に国の借金が1000兆円もある。公共事業や減税をする財源なんてどこにもないし、やはり消費増税をして耐えるしか無い」
と考える人が多いでしょう。マスメディアもそう伝えていますし、有名な経済評論家もそう説明することが多いです。
でも、本当は国の借金なんて無かったのです。
ただ、これを正しく説明するのは意外と難しく、普及を妨げてきました。
ずっと主張している経済学者の方もいらっしゃったのですが、どうしても専門的な説明になりすぎて、2019年までその主張が日の目を見ることはありませんでした。
国の財政というものは家計とも企業とも全く異なり、国債発行、日銀当座預金、信用創造の概念、預金準備制度など色々と勉強しないと完全には説明が難しいのです。
一般の人は家計と一緒に考えることで勘違いをしてしまうのです。
しかしあるマンガのおかげでようやく一般の人に認知がされ始めました。
そこで皆さまには専門的な話を長々とせず、わかりやすく解説されたそのマンガを紹介したいと思います。
一般の方にはある程度デフォルメされたもののほうが良いと思うのですね。
このマンガでまずは興味を持ち、さらに専門的に知りたいと思った方は専門的な書籍などを当たられると良いと思います。
このマンガは、長らく日本を支配していた「国の借金が1000兆円」のウソについても詳しく書いてありますし、消費増税が景気をいかに悪化させるかについても納得の行く説明が書いてあります。
2019年、かなり話題になっている本で、書籍版は入手困難になったくらいです。
そして、なんとあの安倍総理にも手渡されました。
Webで無料で読めますので、興味のある人はぜひ読んでください。
あらすじ
女子高生の高橋あさみが「消費税」について学びながら、政治家、官僚、財界の大物、マスコミ、経済学者など、ひと癖もふた癖もあるキャラクターと対峙する。彼女はどう立ち向かうのか?ソクラテス的対話により不思議な世界が展開する。
※無料で読めます。
マンガでわかるこんなに危ない! ?消費増税(書籍版)
※Amazonにて販売
マンガでわかるこんなに危ない! ?消費増税(動画版)第1話~第4話
マンガでわかるこんなに危ない! ?消費増税(動画)第5話~第8話
オリラジ中田
【政治】なぜ増え続ける?「消費税増税」〜裏に隠された歴史編〜①
オリラジ中田
【政治】消費税増税は本当に必要なのか!?〜不都合な真実編〜②
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