所長コラム

今日は緩くスポーツの話題を書いていこうと思います。

愛知といえば中日ドラゴンズですが、２０２３年、現在５～６位と成績は芳しくありません。が、私は一貫してドラゴンズを応援しています。

愛知県の中日ファンというのは案外少ないなと感じています。そもそも中日ファンを公言するのが気恥ずかしいような空気感すらありますが、私は公言していますし、今後事務所にもグッズを置こうかなと考えているくらいです。

１．小学生の時からドラゴンズファン
２．思い出深い２０１１年
３．苦しかった２０１２年以降
４．負けても面白い２０２３年

１．小学生の時からドラゴンズファン

私が子供だった４０年近く前、観戦スポーツといえば野球と相撲でした。

相撲にはあまり興味が持てなかったため、野球をよく見るようになりました。

私は当時名古屋市名東区に住んでいましたが、両親は広島カープのファン。親もチケットを自ら買って野球を観に行くタイプではなかったため、ナゴヤ球場に足を運んだことはそう多くはなく、テレビやラジオで観戦することがほとんどでした。

ナゴヤ球場には父がもらってきたチケットで数回行きましたが、当時は今と違って女性客や子供の客が圧倒的に少なく、観戦している年齢層も高めだったと記憶しています。
「オジサンたちが怖い」というのがナゴヤ球場の印象です。

また、名東区からナゴヤ球場まで電車で行くのは子供の体力ではかなりきついものがあり、疲れ果てた記憶があります（特にナイター。ドラゴンズも弱い時期が多かった）。

活躍していた選手は、小松さん、谷澤さん、宇野さんなど。

２．思い出深い２０１１年

それでもテレビが点いていれば見る、車ではラジオの周波数を合わせるくらいのファンでしたが、本格的に見るようになったのは２０１１年から。
球場へも自分のお金で行くようになりました。

この時期から本格的に草野球も始めたり、ポジションの勉強もしたので、だいぶ野球の見方も変わっていったように思います。

２０１１年は落合監督の最終年。見事優勝し、クライマックスシリーズも日本シリーズもナゴヤドーム（現バンテリンドーム）で観戦することができました。これはドラゴンズファンの仲間が苦労してチケットを取ってくれたおかげです。

中日のリーグ優勝の瞬間はビジターの横浜スタジアムだったため、大須の街頭テレビに応援に行きました。マスコミもたくさんいたため、優勝の瞬間に喜んでいる私の姿が９時のNHKの全国ニュースの冒頭で映り込んだほか、優勝パレードなどでも間抜けな顔が映っているのを確認しました（笑）。

３．苦しかった２０１２年以降

２０１２年以降のドラゴンズは大型補強やトレードをすることがなく、面白みに欠ける試合をすることが多かったです。フロントが勝ちにこだわっているように見えなかったため、だんだんと白けていった記憶があります。

そのため、また応援に行くことが減りました。

その私が再び球場へ足を運ぶようになったきっかけは京田陽太選手（2017年ドラフト２位。現在は横浜DeNAベイスターズ所属）の存在が大きいです。

京田選手はドラフト２位で加入後、ショートで大活躍を見せました。私もすぐにファンになり、レプリカユニフォームも購入。何回も現地に足を運び、京田選手自身も新人王を獲得しました。

しかしチームとしては低迷が続き、ずっとBクラス。それでも毎年選手名鑑を買い、１年に数回はドームへ足を運び、勝っても負けても応援は続けました。

４．負けても面白い２０２３年

　コロナも明けて２０２３年。今年も最下位に低迷していたため、つまらないと思っている人が多いようです。

しかし、私から見ると今年は明らかに面白いです。

今までベテラン中心の打線だったため、マンネリ感が漂っていました。ホームランバッターも少なく、広いバンテリンドームを恐れて打者は打球を当てに行くだけ。見どころは投手のみというのが長年のドラゴンズでした。

それが今年はガラッと変わりました。明らかに打つ方で楽しめるようになってきています。

2022年から一軍で活躍しだした岡林選手、石川昂弥選手、現役ドラフトで加入した細川選手、ルーキーの村松選手、福永選手。彼らは振りが強く、打球も鋭く、凡退しても内容が良いことが多い。これに加えて今後鵜飼選手、田中選手も楽しみです。全員若く、一軍経験も少ない選手が多いため、守備や走塁で綻びが出ることもありますが、それでもイキイキと野球をやっているように見えます。

　交流戦に入った今こそ多少勝ち始めているので面白いと言い出している人もいますが、私は絶不調だったつい最近でも「今年の中日は面白い」と言い続け、「奇特な人ですな」「勝手に応援してれば」「そんなの貴方だけでしょ」と失笑を買っていました。

　今年もあと数回は現地観戦をしてドラゴンズを応援するつもりです。