所長コラム

今日は、当事務所が導入した通年ノーネクタイについて書きます。

私は元々ネクタイが好きな方で、クールビズはあまり好きではありませんでした。
独立するまではシャツやネクタイは地味にしていましたが、独立後はわりとシャツもネクタイもこだわっていた方だと思います。

ネクタイも夏ならブルー中心の涼しめの色や、アクセントにニットタイ、秋や冬はワインレッドやチャコールなど暖色系で素材もあたたかそうなものを選ぶなどなど。ネクタイピンもいくつか使い分けていました。

しかし、中年になるとそういったことに労力とお金を遣うことがもったいなく思え、まずはシャツをホワイト一色に統一しました。
夏はボタンダウン、冬はワイドカラーかカッタウェイといった具合です。
冬はボタンダウンでも良いのですが、不思議と冬にボタンダウンのノータイは上着と似合わないので、両方１０着くらいまとめて購入しました。

さらにコロナ禍に入ったあたりから首を痛めたこともあり、ネクタイをするために手を首の後ろに持っていくのがしんどい、ネクタイをするために第一ボタンをきっちり止めるのがしんどいと思うようになってきました。

これはパソコンやスマートフォンばかり触る不健康な生活習慣が招いたことですから仕方ありません。

歳を重ねるに連れて「ネクタイや革靴は身体に強い負担をかける」ということを実感させられます。そこでノータイとビジネスシューズにすることでこの悩みを一気に解消することができました。

メディアで丁度通年ノーネクタイやビジネスシューズが主流になりつつあったため、あまり問題なく移行することができました。

今は仕事着も次第にスーツの日が減り、ジャケットの日が増えてきました。
ジャケットだとパンツにストレッチ素材のものを着用できたりするので締め付けがなく、これも健康には良いと思います。

日本は世界的に見ても異常にスーツ着用率が高いそうですから、これで諸外国に少し近づいたのかもしれません。

以上が通年ノーネクタイに移行した経緯と理由です。

一昔前と比べると仕事着がカチッとしておらず、ご不満をお持ちの依頼者の方もいるかもしれませんが、健康のためですので、どうかご容赦いただければと思います。