不動産の名義変更（相続以外）

生前贈与とは、無償で財産を譲り渡す（あげる）ことを言います。

財産を誰かに引き継いでもらいたい時、遺言を残そうと考える方が多いですが、遺言は不確定、不安定な側面が強く、逆に生前贈与の方が絶対確実な部分があります。

また、詳しい説明は専門的になってしまうので省きますが、新相続法は遺言よりも生前贈与の力がより強くなった改正です。

しかし不動産を生前贈与しようとすると登記手続きも必要ですし、税金も無視できません。

• 相続が起きる前に相続人や第三者に不動産を譲りたい。
• 長年連れ添った妻（夫）に不動産の名義を変更したい。
• 相続の時に遺産分けで揉めたくない。先に名義を変えておきたい。
• 認知症になってしまう前に財産を譲りたい。

生前贈与をされる方の理由は様々ですが、昔から現在に至るまで広く活用されている制度です。

当事務所でも、毎年数多くの方が生前贈与手続をしています。
気になっている方はまずはお気軽にお問い合わせ下さい。

財産分与という言葉は今ではだいぶ定着しましたが、離婚をする時に夫婦が婚姻中に築いた財産を離婚の時に分配することです。

この時に一番問題となるのが住んでいた自宅の名義をどうするのかということです。

多くの方は住宅ローンを組んでマイホームを購入されているため、それが問題を複雑にしています。

多く相談をいただくケースは

• 夫名義の自宅を妻名義にしたい。
• 夫と妻の共有名義の自宅を妻名義にしたい。

というものですが、話し合いがまとまっていても登記手続きまで終わらさなければ問題は完全に解決したといえません。

相談の多くは夫婦ともに現役世代が多く、平日に時間が取れる方は稀です。
一度専門家に相談してみてはどうでしょうか。